ポリウレアコラム

ポリウレアは高い耐摩耗性を持つことで知られています。この特性はポリウレアの分子構造に由来し、密度が高く耐久性に優れた耐摩耗層を形成するため、機械的な摩擦や衝撃に強く長期間にわたって効果を発揮します。
特に摩耗やすり減りが頻繁に発生する環境での使用において、その性能を発揮します。実際の試験データではテーバー式摩耗試験テストにて比較を行った結果、他の材料に比べて優れた耐摩耗性を示しました。

<テーバー式摩耗試験結果>

【NUKOTEポリウレア】

NUKOTEポリウレア ST （標準 グレード）
試験規格：ASTM D4060

摩耗輪の種類：CS-17
荷重：　9.81N 1kgf
試験回転数：　1000回
試験結果（摩耗減量）：　8mg

摩耗輪の種類： H-22
荷重： 9.81N 1kgf
試験回転数： 1000回
試験結果（摩耗減量）： 151mg

NUKOTEポリウレア HAR （高摩耗性グレード）
試験規格：ASTM D4060

摩耗輪の種類：CS-17
荷重：9.81N 1kgf
試験回転数：1000回
試験結果（摩耗減量）：1mg

摩耗輪の種類： H-18
荷重： 9.81N 1kgf
試験回転数： 1000回
試験結果（摩耗減量）： 39mg

【比較試験】

※比較対象例 １ JIS K 7204 摩耗輪 CS-17/荷重 9.8N・ 1000回転
フェロコンハード（強靭床仕上げ 材）
摩耗減量： 72mg（摩耗減厚 0.03mm

※比較対象例２： JIS K 7204 摩耗輪 H 22/ 荷重 9.8N ・ 1000 回転

他社ポリウレア　摩耗減量： 410mg
エポキシ樹脂　　摩耗減量： 730mg
弾性エポキシ　摩耗減量： 700mg
ポリウレタン　摩耗減量： 300mg
NUKOTE ST　摩耗減量： 151mg

上記のように、NUKOTEポリウレアの耐摩耗性の強さがお分かりになるかと思います。　特にNUKOTEポリウレアHARは高い耐摩耗性能が特徴の材料になりますので、摩耗性が必要な
設備をお持ちのお客様は是非ポリウレアの検討をお願い致します。